というあなたに向けて、
この記事では、HSPと内向型の違いについて解説します。
この記事を書いている僕(@career_places)は、HSPであり内向型のキャリアカウンセラーです。
それぞれの概念を違うタイミングで知り、同じ?でも違うなという部分が見えてきたので、ここでそれを解説できたらと思います。
HSPと内向型の違い
HSPと内向型の違いは、提唱者
まず第1に、この2つを提唱した人がそれぞれ違います。
①HSPは、エイレン・N・アーロン博士
②内向型は、カール・グスタフ・ユング
です。
①HSP
アメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士が1996年に出版した、『The Highly Sensitive Person』(邦題『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)』)のなかで提唱した概念です。
HSPとは「Highly Sensitive Person」の略で、「敏感すぎる人」や「とても繊細な人」と訳されています。
②内向型
HSPと内向型の違いは、フォーカスしているポイント
上で少し触れているHSPと内向型の提唱内容からも分かるように、フォーカスしているポイントが違います。
①HSPは、外部刺激や内的刺激に対する繊細さや敏感さにフォーカスして、HSPか非HSPを判断します。
②一方で、内向型は、エネルギーが向く方向が、内なのか、外なのかにフォーカスして、内向型か外向型かという判断をします。
HSPと内向型の違いは、他人の気持ちや感情に強く影響を受けるかどうか
①HSPの人は、意識せずとも他人の気持ちや感情に大きく影響を受けます。
②一方で、内向型の人で非HSPの人の場合は、必ずしも他人の気持ちや感情をキャッチしすぎるということはありません。
なので、無意識に色んな感情や気持ちを拾ってしまう場合は、HSPの可能性が高いです。
HSPと内向型の共通点は3つ
HSPも内向型もエネルギーが内向き傾向
HSPと内向型は、エネルギーが内向きの傾向にあるのは共通点です。
外向型HSPという人もいますが、基本的に8割型の人は、内向型HSPのことが多いです。
なので、その点でも、内向きにエネルギーを向けているという共通点があります。
HPSも内向型も、人や刺激を受け続けるところにいるとぐったり疲れる
外部刺激への耐性が強くないのも共通点です。
HSPは、自分の境界線が薄く、さまざまな刺激をキャッチしてしまう特徴があります。
同じく、内向型も同様に外からの刺激に対して、外向型の人よりも反応しやすく疲れてしまいます。
HSPも内向型も何かに打ち込んだり世界に入るのか好き
自分の世界の中に打ち込むのが好きな傾向にあります。
こちらもHSP、内向型ともに、内向きにエネルギーを向ける性質なので、妄想したり、考えたり、黙々と一人で何かをするのが得意であり、楽しかったりします。
HSPに当てはまる人は、HSP診断と本を読めばすぐわかる
以上がHPSと内向型の違いでした。
ただ、正直、
👤「自分はどっち?どっちも?」
というのを見極めるのがとても難しいです。
また、わりと内向型とHSPの両方を持ち合わせている人もいたりと、複雑です。
ただ一つ言えるのは、HSP診断と本を読んだ時に、
👤「あ、これ自分のための本だ」
と思えれば、おそらくHSPです。
逆に、わからなくもないけど、あんまりしっくり来なければ非HSPである可能性が高いです。
HSP、内向型、それぞれの診断を受けてみましょう
👤「まだ自分がどちらかわからないな」
という方は、HSP、内向型それぞれの診断テストがあるので、両方とも行ってみて、
「自分はどちらなのか?もしくは両方なのか?」
を自己理解してもらえたらと思います。
その結果をもとに、あなたの資質や個性を最大限に活かして、あなたらしく過ごしてもらえたらと思います。
きっとあなたの人生が生きやすくよりよくなりますように。
HSPの提唱者エイレン博士が書いた本を日本語訳した本です。
提唱者が直接書いたものなので、HSPについて正しく理解を深めてHSPとしての人生を有意義にするのにとても活かせます。
HSPと内向型ってとても似たものに見えるけど、その違いは何なのか?
自分はどちらなのか知りたい