計画的偶発性理論をキャリアカウンセラーがわかりやすく解説【8割は偶然?】

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キャリア理論の計画的偶発性理論を知りたい人

キャリア理論の一つである計画的偶発性理論についてわかりやすく解説してほしい

キャリア理論の知識を深めたい

このキャリア理論の実生活への活かし方まで知りたい

というあなたに向けて、

 

この記事では、キャリア理論の一つである「計画的偶発性理論」についてわかりやすく解説します。

この記事を書いている僕(@career_places)は、キャリアカウンセラーとして、学生から社会人300名以上のキャリアサポートをおこなっています。

計画的偶発性理論を知っているか否かで、キャリアの可能性は180度変わるといっても過言ではないので、この知識を深め、人生の荒波を乗りこなせるきっかけになればと思います。

 

計画的偶発性理論とは

計画的偶発性理論とは、キャリア理論の一つで、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授らが提案したキャリア論に対する考え方です。

どうゆう考え方か一言で言うと、

個人のキャリアの8割は予想しない偶発的(偶然)なことによって形成される。

だから、その偶然を前提として設計して、キャリアをよくしましょう。

という考え方です。

 

もっと一言にすると、

偶然を前提としてそれを味方につけるキャリア設計をしよう

という感じですかね。

 

すがしゅん

たしかに、小中高大、そして今がありますが、わりと偶然や奇跡の積み重ねで、今があるなーとつくづく思わされますね。あの時、大学受験に失敗してなかったら、多分今ここでブログを書いてないし、キャリアカウンセラーもしてなかったと思います。

 

計画的偶発性理論の必要性・重要性

👤「え、ほぼ偶然なんだったら計画したり、キャリアを練るの意味なくね?」

と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

①何も考えずに、偶然が積み重なるのと

②偶然を前提として、偶然の中でも自分の理想に近づいていく

のは全く違います。

 

前者は、運ゲーですね、まさに。

後者は、理想や目標ありきで偶然も前提にしているので、

✓どうしたら偶然を体験しながらもそこに近づいていけるのか?

を模索するので、結果的に自己実現に近づきやすいんですね。

 

なので、この理論で言うように、偶然を前提のもとキャリアを計画するのがとても重要なんです。

 

計画的偶発性理論で言われている5つの要素

とはいえ、

👤「偶然を計画する?はてはて?」

と思うので、この理論の中で言われている考えるべき5つの要素を紹介します。

(1)「好奇心」 ―― たえず新しい学習の機会を模索し続けること

(2)「持続性」 ―― 失敗に屈せず、努力し続けること

(3)「楽観性」 ―― 新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること

(4)「柔軟性」 ―― こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること

(5)「冒険心」 ―― 結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと

(参考:『その幸運は偶然ではないんです!』ジョン・D・クランボルツ、A.S.レヴィン著 花田光世ら訳 ダイヤモンド社 2005)

この通りでして、一つ一つ少し深掘ります。

 

好奇心

絶えず新しい学習の機会を模索し続けることで、新しい出会いや偶然に出会った時の対処や対応の引き出しを多く持つことができます。

つまり8割を占めている人生の偶発性を楽しみつつも、対応していくことができます。

 

持続性

失敗してもくじけずに、努力をし続けることで、偶発性で予定や計画が狂ったとしても、また前に進む力で、理想のキャリアへ近づいていけます。

 

楽観性

新しい機会やチャンスに対して、

「プラスのイメージ」

を持っていることで、偶発的に見えた自分の理想に近づくための近道やチャンスを掴んでいけます。

偶発性が8割なので、ほとんどがまだ予測されないことなので、そこに果敢に挑戦している楽観性はとても重要です。

 

柔軟性

こだわりを捨て、信念、概念、態度を柔軟に変えることができることも重要です。

これは、自分自身の内発的な心の変化、外発的な時代の流れを捉えて、そこに合わせこめることで偶発性を味方にできます。

 

冒険性

基本的に8割が偶然という前提を持ち、その上で、結果が不確実でもリスクを取って、挑戦できることで、その先にまつプラスに変わる偶然を掴みとる可能性も多いに増やせます。

むしろ8割が偶発的なので、リスクを取ってチャンスを掴みに行った方が合理的です。

 

計画的偶発性理論の妥当性はかなり高いです【断言】

👤「『なんかわりと偶然だよね〜』っていうのをそれっぽく言ってるんじゃね?」

と思われる方もいるかもですが、実はこれめちゃ今の時代にはもってこいの考え方なんですよね。

 

なぜなら、今の時代の流れのスピードがこれまでの3倍も4倍も5倍も、いやもっとかもですが、スピードが半端ないんですね。

・だって、今あなたがこのブログを読んでいるスマホやタブレットなどは、10年前に当たり前にあるものでしたか?

・想像できました?

そう、そうゆうことなんです。

目まぐるしく時代が変化する時代だからこそ、

✓偶然や予想だにしないことは当たり前だという前提のもと、そこに対して自分がらどうゆう準備や思考をしていればいいか?

を考えておくことがとても重要なんです。

 

つまり思考停止すると、どんなにいい状態にいても、いつどうなるかわからないということでもあります。

逆もそうで、偶発性を活かして味方にできれば、チャンスも以前よりバンバン掴めます。

 

計画的偶発性理論のキャリアへの活かし方

👤「じゃあ、計画的偶発性なんちゃらをどうキャリアに活かしたらいいの?」

①自分の興味関心、価値観を知り、自分=○○という抽象的なテーマを持つこと

②ここまで解説してきた5つの要素を自分の中の意識に入れつつ生きること

この2つです。

 

ビジョンというよりも、テーマや抽象度の高いものを持っておくことが重要です。

この偶発性の現代の中で、変幻自在に色を変えつつ、それでいて、自分が満たされた状態を達成できるようになります。

 

ちなみに、僕の場合は

”自分らしく生きる”

という大テーマのもと、その要素として

①夢中、没頭

②家族

③きっかけ

が主にありまして、これらを時代に合わせて形を変えて体現し続けたいと思っています。

 

ぜひ、自分のライフテーマを持ち、変化の激しい社会を生き、あなたがあなたらしく生きられるようになれば幸いです。