というあなたに向けて、
この記事では、内向型と外向型の違い、特徴について書きます。
この記事を書いている僕(@career_places)は、自身が内向型であり、内向型研究家でもある、内向型のキャリアカウンセラーです。
僕自身の経験談を踏まえつつ、内向型と外向型の違い、特徴についてわかりやすくお伝えできたらと思います。
参考書籍: 内向型を強みにする
内向型と外向型の違いと特徴は、エネルギーが内か外か
深堀する前に、大枠で、内向型と外向型の違い、特徴をまとめると、大きくこの2つの点で違います。
【エネルギーを得るポイント】
内向型=自分の内から
外向型=自分の外から
【人間関係の範囲】
内向型=狭く深く
外向型=広く浅く
大きくとらえる、上の2点の違いがあります。
これを踏まえつつ、もう少詳しい違いや特徴を紹介しつつ、内向型と外向型についての理解を深めていきます。
自分はどちらに当てはまるかを想像しながら読んでもらえるといいかと思います。
内向型の特徴は11個
1、内向型は、自分自身の中からエネルギーを得る
内向型の人は、自分自身の内からエネルギーを得ます。
なので、外からの刺激のない「一人の時間」がとても大切です。
これがないと、外の刺激にエネルギーを消耗しっぱなしになってしまい、体調を崩したり、精神をいためてしまうんです。
なので、頻繁に人に会い続けたり、誰かといるだけでも無意識に疲れがたまっていくので、定期的に一人の時間を作るのが大切なんですね
2、内向型は、狭く深くを好む
内向型の人は、人間関係は狭く深くを好みます。
あれこれ知り合いや友人は作らず、気の許せる人に限って人間関係を作る傾向にありますし、その方が心地よく毎日を過ごせます。
大人数の人間関係だと刺激過多でつらくなってしまったり、また狭く深く考えたり関係性においても内側へ向かっているため、少人数を好みます。
3、内向型は、人ごみなどの刺激に敏感で気疲れしてしまう
内向型の人は、大人数での集まりや混み合ってる場所で、刺激を強く察知して、とてもエネルギーを消耗してしまいます。
僕自身も友人との集まりやお仕事の集まりなどが終わった後は、ひどく疲れることが多いです。
また、特に知らない人の多い場所だとこの消耗はより激しくて、帰宅するとどっと体が重いことがよくありますね。
4、内向型の人は、考え切ってから発言や行動をする
内向型は、思考も内に向いていて、かつ深いところまで考える特徴があります。
なので、自分の中で思考をしっかりと巡らせて、その上で、外へ出すという過程を経て発言や行動をします。
わりとあるあるとしては、急に話を振られたり、意見を求められるとすぐに言葉に出てこないこともよくあります。
まさに、僕もそうで、議論中に急に振られても出てこないことは多々あります。
でも、終わって1時間後くらいにいいアイデアなどが出てくるなんてことはよくあり、時間をしっかりと取ったり、考えることを事前に共有してもらっておくと議論しやすいですね。
5、内向型は、深い集中力がある(集中するのが得意)
内向型の人は、深い集中力を持っています。
性質的に内に、自分に向いているので、何かに没頭したり、のめり込むとその集中はとても深いところまでいきつきます。
環境が整っていれば、とてつもない集中力を発揮できるという強みで、僕もブログやメディア制作をお仕事にしている理由の一つとしてこれもあります。
かつ、内向型は内に向く時間がエネルギー補充にもなるので、幸せを感じつつ、得意なので一石二鳥なんですよね。
6、内向型は、刺激のない休息できる一人の時間が必要(孤独の時間が幸せ)
内向型は、刺激のない一人で休息する時間を必要とします。
基本的に誰かと一緒にいたり話すだけで、外向型の人に比べて多くのエネルギーを消耗してしまいます。
一番は、初対面や知らない人の時にその消耗が大きいです。
ただ身近な家族な友人、恋人でも例外ではなく消耗はするので、やはり定期的に1人でいられる時間を作る必要がありますね。
7、内向型は、いっぺんに多くのことに取り組めない
内向型の人は、狭く深く集中するのが得意な一方で、マルチタスクがとても苦手です。
あれこれとあちらこちらで、連絡が来たりやることがあると、爆発してたちまち思考も行動も停止して、しばらく動けなくなってしまうこともあります。
やはり外からの刺激で消耗してしまう性質がゆえに、タスクが複数個あると、こなせなかったり、かなり疲弊してしまいます。
8、内向型は、話すより聞き手に回ることが多い
内向型の人は、聞き手に回ることが多いです。
基本的に対話の時、こちらから切り出すとことは少ないのと、外向型の人が足早に話し出すので、それをよく観察しながら聞く傾向にあります。
👤「この人は何を考えてるのかな、どうしたいのかな?」
と無意識に思考を巡らせながら聞くので、とても相手に心地よく話させることができます。
これは、内向型の特徴であり強みですね。
9、内向型は、自分の興味のあることや得意分野ではよく話す
内向型って、常に消極的で内気かと思いきや、興味のあることや得意分野でよく話すようになります。
基本的に興味のあることに関しては常に深く思考しているので、常日頃思考していたり、考えているので、すぐに言葉にして出せるからです。
また、日々深めてきたことへの自信やこれを届けたいという気持ちもあいまって、よく話すようになります。
10、内向型は、観察、研究するのが好き
内向型の人は、観察が好きです。
内向型は、自身の中からエネルギーを得るので、アイデアや感情、印象といったものにとても関心があります。
なので、何かしら物事やできごとに対して、観察することで、その中に自分の中から感情や印象を作り出します。
それが強い喜びになっています。
11、内向型は、急かされるのが嫌い
内向型の人は、外部刺激にひどく敏感なので、急かされるのが大嫌いです。
それによって急にやる気がなくなったり、かえって、パフォーマンスが落ちるなんてことはよくあります。
もちろん外向型の人も当てはまるかもしれませんが、外向型の人以上にもろに影響を受けます。
外向型の特徴は、10個
1、外向型は、活動や人、場所、ものからエネルギーを得る
内向型と正反対に、外向型の人は、さまざまな活動や人、場所、ものからエネルギーを得ています。
人づきあいや新しい経験など、外部からの刺激でエネルギーを得て、元気になります。
2、外向型は、浅く広くを好む
外向型の人は、浅く広くの人間関係を好、交友関係をどんどん広げていく傾向があります。
それによって、多様性のある人々や経験で刺激を受けて、パワーを得ることが多いです。
「初めまして
」の人とでも、すぐに打ち解けてお友達になって、その後も仲良くなんてことは、外向型の人のあるあるなのかなと思います。
3、外向型は、一人でのんびりしてるのが退屈
基本的に、一人でじっといるのがとても退屈に感じてしまう傾向があります。
何かの休憩中でも、SNSをいじったり、近くの人と話そうとして、常に刺激や興味を求め続けます。
4、外向型は、長時間の集中は苦手
外向型の人は、一つのことに集中し続けるのが苦手です。
それは同じことをし続けることに刺激を感じなくなり、退屈に感じるからです。
👤「もっと新しいものや違うものに手を出して経験したい」
という気持ちがどんどん湧いてきてしまう性分なんですね。
5、外向型は、前もって考えてなくても、話したり行動したりできる
外向型の人は、前もって考えずに、その場その場で発言行動ができます。
内向型と違い、刺激に対して即座に反応するので、とりあえず発言したり、言ってみようというスタンスだからです。
なので、議論の時などにも、口火を切って話し出したり、アイデア出しでどんどん発言するというのがとても得意な特徴を持っています。
6、外向型は、聞くより話す
外向型の人は、よく話しますし、おしゃべりがとっても大好きな人が多い傾向にあります。
自ら話して、自分がエネルギーを発すことで、その反応や意見という名の刺激を得られるからです。
7、外向型、物事の中心にいたい
外向型の人は、ものごとの中心にいたい人が多いです。
なぜなら、ものごとの中心にいることで、刺激的な経験や体験、また人々の注目が集まることも一つの刺激になり、自分のエネルギーになるからです。
8、外向型は、知り合いは、みんな友人
外向型の人は、知り合った人すべてが友人だと思う傾向にあります。
なぜなら、広い交友関係を作ることによって、外からの多様な経験や体験ができるからです。
9、外向型は、何か活動した後、もっと活動したくなる
外向型の人は、ここまで見てきた通り、人付き合いや経験、活動などの外部の刺激からエネルギーを得ます。
なので、何かしたことで、エネルギーが蓄えられて、
👤「もっともっと、刺激が欲しい!」
となり、もっとエネルギッシュに活動し始めます。
10、外向型は、元気いっぱい
外向型の人は、基本的に元気いっぱいな人が多いです。
常におしゃべりをしていたり、何か活動をしていたり、とても活発で太陽のような人はたいてい外向型ですね。
外に外にどんどん刺激的な経験や出会いなどを求めているので、それを探求し続けたいという欲求がゆえに、元気いっぱいなのかなと思います。
こんな感じで、内向型と外向型の違い、特徴について理解を深めてもらえたら嬉しいです。
内向型、外向型の違い、特徴の早わかり表
引用書籍:内向型を強みにする (p,31-32)
ここまで紹介してきたものをかんたんにまとめるとこんな感じです。
自分が内向型なのか、外向型なのかどちらが当てはまりましたでしょうか?
内向型と外向型の違いや特徴が具体的に知りたい
自分は内向型と外向型のどっちなのか知るための参考にしたい