【やりたい仕事がない】大学生がやるべきことは3つだけ【キャリアカウンセラーが解説】

Pocket

やりたい仕事がわからない大学生

大学を卒業したら何かしら働くことになるけど、やりたい仕事がない、、

でも、何となくで仕事決めるのは嫌だし、しっかりと軸を持って働きたい

でもどうやってやりたい仕事を見つけたらいいのかわからない

というあなたに向けて、

 

この記事では、やりたい仕事がない大学生が、やりたい仕事を見つけるためにやるべき3つのことをお伝えします。

この記事を書いている僕(@career_places)は、キャリアカウンセラーとして300人以上の学生や社会人のキャリアサポートをおこなっています。

その中で就活生の相談に乗ることもあり、この悩みを抱えていらっしゃる方が多かったので、「やりたい仕事がない」から、「やりたい仕事がわかる」になるお手伝いができたら幸いです

やりたいことがない大学生がやるべきことはたった3つ

先に結論ですが、以下の3点をしっかりとこなせれば、やりたい仕事は見つかります。

1.自己理解(自分自身の価値観、興味関心を知る)

2.仕事理解(世にある様々な仕事の特徴などを知る)

3.啓発的経験(学生が、在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと)

すがしゅん
一応、「適職を見つけるために、①自己理解②仕事理解③啓発的経験(職業体験という表現になってます)が大事ですよ~」と厚生労働省も言ってます。

先に要点をまとめると、

①やりたい仕事を見つけるために、まず自分が何を大切にしていたり、興味関心があるのかを知り、仕事選びの基準を作る。

②次に、選ぶ仕事についてのそれぞれの特徴を理解し、あなたの価値観とマッチするものは見つける。

③最後に、あなた自身と仕事の理解をし、何をしてみたいかが絞った上で、インターンシップ等を経験して、実際に検証してみる。

この3つを繰り返しおこなうことで、やりたい仕事が見つかります。

自己理解(自分自身の価値観、興味関心を知る)

まずは自己理解を深めていきましょう。

あなたは、

✔何を大切にしていて

✔何に興味関心があって

✔どんな力を発揮できるか

を知り、あなたの幸せが満たされる共通の軸を見つけましょう。

 

仕事理解(世にある様々な仕事の特徴などを知る)

あなた自身を理解した上で、世の中にどんな仕事が存在していて、それぞれどんな特徴があるのかを知っていきましょう。

既存のネットに出回っているものから情報を集めるつつも、実際に、その仕事で働かれている人にインタビューしに行き、仕事への理解を深めましょう。

啓発的経験(学生が、在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと)

啓発的経験は言葉が難しいので、一言でいうと、検証のことですね。

自己理解や仕事理解で見えてきたものを本当かどうかを体験をもって確かめることです。

☑自己理解も〇

☑仕事理解も〇

ここまできたら、何となくあなたの方向性は見えてきたと思うので、実際に、その仮説を実際に仕事を体験してみることによって、検証しましょう。

それでしっくりくれば、それがあなたのやりたい仕事の可能性が高いです。

反対に、微妙に違えば、何が違ったかを分析して、修正してまた体験をしましょう。

具体的には、その会社や業界で職業を体験をしてみることで、あなたの仮説の検証を行います。

インターンを大手の人材会社から募集をするのもありですが、他の学生も見ているため、希望のものを選べない可能性があるので、裏技を教えます。

それは、OB訪問でつながったツテでインターンをやることです。

すがしゅん
僕自身もインターン経験が少々ありますが、OB訪問経由で信頼した人からインターンを紹介してもらい仕事体験(啓発的体験)ができました。

やりたい仕事がない大学生はわりと多いので、自分だけなんだと焦らずに、じっくり自分に向き合い、自分軸を見つけていくのが大切

この通りで、実際に、やりたい仕事がないという自分に対して、焦りや嫌悪がある方もいるかもですが、決して焦らずに、じっくり自分と向き合うよう意識してください。

焦って決めても後でまた戻ってくると、結局遠回りなので、焦らず自分のペースで進んでもらえたらと思います。

それに、自分が大学生の時や、サポート側に回って気付いたことは、やりたい仕事がない大学生の方がむしろ多いので、その事実も知りつつ、いい意味で安心感は待ちつつやれるとちょうどいいかなと思います。

すがしゅん
僕も実際、大学時代焦ったこともありましたが、それより冷静に自分に向き合うようになってから進みがスムーズになったので実体験ベースでも、じっくり意識をおすすめしますね。

やりたい仕事がない大学生ですが、就活生の場合はどうしたらいいのか

たしかに、目前に就活というイベントがありつつ、これを進めていくと、とても不安な気持ちになられるかと思います。

しかし、就活生でもやることは、自己理解、仕事理解、啓発的経験ということに変わりはありません。

むしろ、就活生こそ、ここを絶対におろそかにしてはもったいないので、不安や焦りはあるかと思いますが、じっくりと深めることを意識してもらえたらと思います。

場合によっては、この3つを深めるために、休学という選択肢もあります。

それに、今後就活の仕方や働き方が日本でも変わっていく傾向にあるので、必ずしも現役でみんなと同じ道がいいというのも減ってきていますので、いい意味で、広く柔軟にとらえつつ、臨んでもらえたらとおもいます。

やりたい仕事がない大学生がやるべきたった3つの方法 -まとめ-

改めて、まとめると、

やりたい仕事を見つけるためには、

①まず、自分自身が何を大切にしていたり、興味関心があるのかを知り、仕事選びの基準を作る。

②次に、選ぶ仕事についてのそれぞれの特徴を理解し、あなたの価値観とマッチするものは見つける。

③最後に、あなた自身と仕事の理解をし、何をしてみたいかが絞った上で、インターンシップ等を経験して、実際に検証してみる。

不安や焦りもあるけど、それに踊らされることなく、じっくり深めることを意識しましょう。

以上の3つを意識して行うことで、やりたい仕事が見つかるようになります。