というあなたに向けて、
大学生の貯金は意味がない3つの理由とおすすめの使い方について、分かりやすく解説します。
この記事を書いている僕は、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格も保有しているキャリアカウンセラーのすがしゅん(@career_places)です。
僕の大学時代の貯金実績は、大学3年生以降は貯金残高はほぼ0円。
毎月ギリギリまで使ってました。(ギリギリというのはさすがにマネしないでください、最低限の貯金は持っておいてください)
けれでも、個人的には、大学生時代に、貯金せずに、自分の納得のいくものへお金を使っていたことに後悔は全くないですね。
むしろ、大学生時代に貯金せずに使っていたからこその今がある、と思っています。
大学生の貯金は意味はないです、デメリットはあれど、メリットはほぼなし
この通りで、繰り返しになりますが、大学生の貯金は意味ないです。
むしろ、大学生中に貯金をするためにお金をケチることで、
”二度と取り戻せないかけがえのないもの”
を失います。
なので、大学生は貯金はほどほどに、自分のためにじゃんじゃん使いまくった方がいいです。(とはいえ、無駄遣いはダメよ。)
大学生の貯金は意味がない3つの理由
「理由なんていいから、具体的に、どうやってお金使ったらいいのか知りたい!」
って人は、真ん中を飛ばして、下まで進めてくださいね。
1、貯金優先だと、大学生の最大の強みである「時間」を失うから
現社会人に、
「大学生の強みはなんですか?」
と質問したら、90%の人がこう答えると思います。
「大学生の一番の強みは、『時間があること』」
だと。
そう、大学生は、4年間という圧倒的に自由に使える時間を持っています。(めちゃ貴重で、社会人になってからこんな時間持ちはなかなかいませんよ〜。。)
それにも関わらず、大学生のうちから、貯金をすることだけを考えて、他を犠牲してしまうと・・・
せっかくの自分の人生の豊かにする時間をたくさん持っているのに、それをドブに捨てることになります。
その結果、面白い体験や経験、スキルアップ、知識などに触れることができなく、大きな後悔をすることになります。
2、大学生時代の貯金は、貴重な時間を使うわりに貯まらないから
「大学生のうちから、貯金して将来のために」
とかいう方が多いらしいですが、現実を伝えると、
”大学生のアルバイトで貯められる貯金はせいぜい50〜100万くらい”
でしかないです、貴重な時間をたくさん使っているのにもかかわらず。
例えば、
仮に、100万円を貯金したいとしましょう。
仮に時給1,000円として、100万円÷0.1万円(1000円)=1000時間
1000÷24=まるまる41日間
アルバイトで、貯金するために、時間や体験なども犠牲にすることになりますよね。
となると、繰り返しになりますが、稼ぐのにも、貯金するのにも時間が取られてしまうんです。
それでいて、体験や経験、自分のレベルアップに時間を使えません。
なので、あなた自身が作り出せる価値も増えないので、将来稼げる力も身につきづらいです。
「とはいえ、お金も稼がなくちゃいけないし、、、いざという時のために、貯金もしたい。。」
という方もいるかと思うので、この後のところで、具体的な方法もお伝えしますね。
3、一番可能性のある大学時代に、成長機会を逃すから
大学生の時期は、時間があるのと共に、とても吸収力のある時期で、貴重なタイミングです。
若いので体力もあるし、知らないものを記憶したり、身につけたりするキャパはとても大きく持っています。
つまり、挑戦した数や、経験の数だけ、自分を成長させ、将来を明るくできるようになるわけです。
にもかかわらず、貯金を優先することで挑戦できることの幅が狭まったり、何もせずってことが増えてしまうですね。
とてももったいないですよね。
よく言われていることですが、
”20代にどうゆう時間を過ごしたかでその先の30.40代を良くも悪くも大きく左右する”
みたいなので、それをみすみす捨てているのと同じですね。
大学生の貯金は意味がないって言うけど、どんなことにお金を使うのが良いの?
「散々、大学生で貯金なんて意味ないって言ってるけど、じゃあ何にお金を使えばいいの?(半ギレ)」
というあなたに具体的に何をしたらいいのか、おすすめの使い方を3つお伝えします。
1、スキルアップ、知識・情報にお金を使う
まずは、自分の
・スキルアップ
・知識・情報
・経験
にお金を使いましょう。
内容に関しては、まずは、
・自分の興味のあるもの
・将来やってみたい仕事
・お金を稼ぐ力がつきそうなもの
などなど、ジャンルは自分のモチベーションが上がるならなんでもいいと思います。
👤「逆にやりたいことや、興味のあることがない」
という場合は、お金を稼げるスキルを身に着けるのがおすすめです。
理由はシンプルです。
この力さえ身につけておけば、まずお金に困らないですし、やりたいことができた時に、その力を活かして挑戦しやすいからです。
やりたいことがないなら、やれることを増やしておくってことですね。
例えば、現代において、お金を稼げるスキルといえば、やはり
”ITスキル”
ですね。
なので、例えば、Webエンジニアとかがイメージしやすいかもしれません。
社会の需要は、圧倒的。
かつ人手不足なので、プログラミングスキルを持った人はかなり重宝されます。
実際、学生WEBエンジニアで月に、50万、100万稼いでいる人はいたりします。
なので、社会人並みに稼げる可能性も高いですね。
このように、プログラミングスキルは、可能性の高いスキルなので、身につけておいた方がいいですね。
一方で、プログラミングは、素人が独学でやると、挫折しますし、向き不向きもあるのは事実です。
それが人手不足の原因だったり、収入が高めである理由の一つでもあるんですが。
なので、個人的には、うまいこと質の高いプログラミングスクールなどを活用して、短期でがっちスキルアップするのがおすすめです。
ここであげたもの以外にもたくさんあるので、とにかくスキルアップできるためにお金や時間を使いましょう。
2、面白い経験や体験にお金を使う
何より膨大な時間と体力、吸収力の有り余っている大学生時代です。
面白い経験や体験を積むためにお金を使いましょう。
・国内、海外旅行に行くのもよし
・気になっていたけど、やったことにないことに挑戦するもよし(落語とか、シュノーケリング、バスケ観戦)
・面白い企画を仲間と立ち上げるもよし
あなたの世界や目線が変わるような面白い経験をたくさん積むためにお金を使い、大学生活も豊かに、自分の武器となるもの身に付けましょう。
ありきたりで、色々なところで見聞きする内容かと思います。
ですが、社会人になると、まとまった時間をとりにくくなるので、マジで今のうちに、経験に時間を使ってください。(切実)
3、お金を使って時間を効率化する(お金で時間を買う)
何度も言ってますが、大学生の強みは、
・時間
・体力
・吸収力
です。
貴重な時間を最大化するためには、お金を使って時短できるものはしちゃいましょう。
色々ありますが、例えば、読書です。
なぜなら、読書は、他人の失敗や成功、知識をたったの数千円で手に入れることができるからです。
だって、一冊の中に、その書いた人の人生の長い月日が詰まっているんですよ。
そんな一生涯をたったの数時間で覗けてしまうんですよ?
控えめに言って、コスパ最強ですよね。
読書で学んだことを、暮らしを心地よくするために使ったり、お仕事に生かすことで、より人生を豊かにしてゆけます。
補足:大学生に限らない貯金の非効率性について
最後に参考までに、貯金の非効率性について簡単にお伝えします。
もうほとんどの方がお気づきかと思いますが、
・貯金でお金が担保される
・利子がついてお金が増える
っていう時代はもうすでに終わっていて、0.01%とかです。
なので、仮に100万預けても、100円にしかならないです。
おそらく手数料でこれはなくなるので、むしろマイナスですよね。
また、物価が上がることで、1円あたりの価値が落ちた時に目減りします。
それに、貯金をすることで、経験や体験を、スキルアップができなくなる点でも微妙です。
だったら、お金を必要なところに使って、あなたの経験、武器になるものを身につけるために使った方がいいです。
なぜなら、後にそれ以上のものを生み出せる可能性があるので。
僕は大学3年ではじめてそれに気づき、そこからお金の使い方を改めて、現在に至っています。
逆に、この考え方を改めていなければ、今自分のやりたいことをお仕事にしていけなかったと思っているくらいです。
なので、もし今それに気づいて、改めようと思ったのであれば、今からでも全然遅くないので、今日からアクションを取りましょう。
大学生の間って貯金した方がいいのかな?
将来のために貯金は必要そうだけど、金額的に意味がないのかなあ?
「大学生の時間は貴重だから有効活用した方がいい」って話も聞くけど、実際のところどうなのか知りたいな(少しは貯金もした方がいい気もするし)