というあなたに向けて、
この記事では、あなたが、仕事の理想と現実のギャップが生まれてしまう3つの原因とその解決策について、わかりやすく解説します。
この記事を書いている僕(@career_places)は、キャリアカウンセラーでこれまで数百以上の方のキャリア相談に乗ってきています。その経験を元にあなたの、今のモヤモヤや今後のより良いキャリアのお手伝いができれば、幸いです。
仕事の理想と現実のギャップが生まれてしまう3つの原因、理由
1、理想”だけ”に目がいって、期待ハードルを上げすぎてるから
この通りで、おおよそ、仕事の理想と現実の差に、落ち込み、失望し、
「こんなはずじゃなかった…」
を繰り返してしまう人は、まだ経験したことのない仕事に対して、大きな理想“だけ”を持ってしまっている可能性が高いです。
“理想だけ”
っていうのが問題なんですね。
もちろん、仕事への理想や希望は、その過程にワクワクややる気をもたらしてくれるし、大変なことや壁を乗り越えてゆく原動力にもなるので、とっても大切な気持ちです。
けれども、ここ(理想)だけを大きくしてしまうと、実際に、仕事が現実になった時に、大きな落差が生まれて、がっかり、失望が積み重なり、
「こんなはずじゃなかった…次また探さないとか…」
というふうになってしまうんですね。
けれども、これって人間の本能的なとこなので、正直あなたが悪いから、ではないんです。(ここはまず安心してくださいね。)
なので、まずはしっかりと原因を把握した上で、適切な対策を打つことで、今そして未来を変えてゆきましょう。
解決策は、3つの原因を洗い出した上で、下の方にまとめてあるので、読み進めていただくと読めますので。 そもそも新しく就く仕事への理解が不足しているゆえに、上にあったような 「理想と現実のギャップ」 に落ち込んだり、自分の性格や特性、知識、経験にあっていない仕事や業務内容を選んでしまい、 「こんなはずじゃなかった…」 と、また別のところを探したり、実際にすぐに転職をしたりというふうになってしまうんですね。 たしかに、新しい仕事へ移る前って、人間誰しも、どうしても自分の都合の良い部分だけ見えてしまうんですよね。 それでいて、拍車をかけて仕事理解が少なければ少ないほど、ほぼ都合の良い部分だけで、その仕事見てしまう傾向も大きくなるので、気をつけたいところです。 じゃあ仮に、うえにある仕事理解はできていたとして、今度は自己理解が不足していて、 「こんなはずじゃなかった..」 が生まれてしまう可能性も考えられます。 なぜなら、自己理解(自分の特性や性質、経験、スキルの棚卸し)が不足していると、自分に不向きな仕事を選んでしまう可能性が高いからです。 例えば、陸上競技で、本来は短距離の方が得意なのに、それを知らずに、長距離を専門にして、負け続けて 「自分なんて」 となっているようなものです。 他の例でも、数学が大の苦手なのに、せっかく得意な世界史や日本史を選べるのに、数学を選択して、 「ああ、なんで点数出ないんだろう」 と投げているようなイメージですかね。 この例で、考えると極論、どちらもやってみないとわからないよね、とはなるんですが、まぁ、日々の生活やこれまでの仕事での経験や周りからよくいわれることなどをひっくるめて、おおよその得意不得意は見えてくるかと思います。 ここ(自己理解)が抜け落ちてしまってるので、長距離ランナー向きなのに、短距離で負け続けて、 「こんなはずじゃなかった、、」 って、仕事においても、なってしまっているのかもしれませんね。 この通りで、あらゆる方法を使って調べつくし、その仕事のむしろデメリットを中心に調べて、その仕事の現実を知ることです。 方法としては、Google検索を始め、 ・SNS ・OB・OG訪問 ・転職エージェント ・キャリアカウンセラー など、あらゆる方法を使い倒して、この仕事については、たいていのことは答えられるくらいにしておくようにしましょう。 ある意味で残酷でもあるんですが、これがのちのちの仕事への理想と現実のギャップによる落差幅を減らしたり、 「こんなはずじゃなかった…」 で短期離職して転職を繰り返すという可能性を下げられるので、強くおすすめします。 この時のポイントとしては、とにかく情報源を分散させて、いろんな角度から情報やアドバイスをもらうことです。 なぜなら、極端な話、例えば、たった一つの情報や一人の意見だけを聞いて、それが仮に間違っていたり、あなたに合ってないものだった場合、かえって間違った選択をしてしまい、 「こんなはずじゃなかった…」 と、仕事と理想のギャップを生み出してしまう可能性が高いからです。 なので、情報収集であれば、媒体をいろんな所から調べたり、キャリア相談も一つの転職エージェントやキャリカウンセラーだけでなく、複数の所を利用する方が、ミスマッチを防ぎやすいのかなと思います。 自己理解を深めて、今行こうとしてる仕事や業務内容ははたして、自身の特性やスキル、経験にあっているのかを確かめましょう。 「自分で理解する」 と一言でいうだけならかんたんなのですが、実は、 「そうだ、自己理解、しよう。」 では、仕事選びに活かせる自己理解には繋がらないんですね。 なので、自己理解をするにあたって、大きく3つくらいに切り分けて、それぞれ抜けが無い状態を作ることをおすすめします。2、その仕事に対しての理解不足(仕事理解不足)
3、自分の性格や特性、スキルを認識しきれていない(自己理解不足)
今後、就職活動で仕事の理想と現実のギャップで失敗しないための3つの解決策
1、調べたり、インタビューなどを重ねて、就く予定の仕事の現実を知る(デメリットも含めた仕事理解)
2、自己理解(自分の性格や性質、スキル、経験の棚卸し)
3、期待しない
もう至ってシンプルなんですが、良くも悪くも期待しない、ということです。
上で紹介した仕事理解と自己理解の2つをしっかりとしていれば、ミスマッチが起きる可能性は格段に下げられます。
けれども、期待、ここを意識したり、対策してやらないと、
「理想とは違った、こんなキラキラを期待していたのに、もういやだ!」
となりかねません、特にあなたが今までも、そうだったならなおさら。
なので、期待しない、期待しない、期待しない。
これが重要なので3回言いました。
とはいえ、
「期待しない、と言い聞かせてるけど、期待しちゃうもん!(ぷんぷんっ)」
ってのが、正直なところですよね、わかります。
1、次に就く仕事のデメリットや負の側面探しをとことんしておく
これ、仕事理解のとこでも書きましたが、これが、期待感を下げられるので、やっておきましょう。
仕事に限らずなんでも、期待と現実の落差で人は落ち込んだり、絶望するんですね。
例えば、10階から地上に降りたら、多分骨折だけじゃ済まないですよね。
けれども、階段を使って、少しずつ下に降りて、2階から地上だったら、その落差、衝撃ってそうとう小さくなりますよね。
イメージはだいたいそんな感じです。
なので、自ら先に少しずつ仕事への理想のハードルを下げておけば、その落差(ギャップ)は小さく済見ます。
すなわち、理想と現実のギャップに、「こんなはずじゃなかった」現象が起きづらくなるんですね。
2、普段の生活から、期待しない練習を積んでおく(ニュートラル思考)
期待しない、という癖づけをすることもいい方法です。
人の思考は、日々の習慣や癖で考えるので、その時だけでなく、日々期待しないように生きるといいです、いい意味で。
「期待しない生活なんて、つまらない!」
と思われがちなんですが、ところがどっこり真逆だったりするんですね。
なぜなら、期待しない、つまりハードル0状態なので、あらゆることがラッキーに感じるし、変に落ち込むことも少なくなるからです。
ニュートラル、プラスでもマイナスでもない状態を常に意識していきましょう。
3、今ここに集中する練習(マインドフルネス)
マインドフルネスな心を身につけることで、期待に囚われにくくなります。
なぜなら、未来と過去、ではなく、「今ここ」に意識を向けられるようになるからです。
さっきの内容と若干かぶりますが、期待は、未来ばかりに意識が向いてるので、今ここを意識できるマインドフルネスを身につけることで、期待しにくくなるんですね。
仕事の理想と現実のギャップの原因と解決策がわかったらあとは悩まずに行動を
ここまで記事を読んでくださって、もしあなたが、
「これが原因かも!」
というのがあれば、早速その原因に対する解決策を実践して、就活で
「こんなはずじゃなかった…」というミスマッチを防いでもらえたらと思います。
もしあなたが今現時点で、転職を考えているのであれば、まずは自己理解、仕事理解を深めて見てください。
それでいて、一人でやり切れることにも限界はあるので、客観的なアドバイスをもらえるような第三者視点もフル活用しましょう。
さまざまキャリア支援サービスが出回っているので、信頼のおけるキャリア支援サービスを選んで活用していきましょう。
きっとあなたのキャリアがよりよくなりますように。
・期待や希望でワクワクな気持ちで就職して仕事をしてみたら理想と現実のギャップが大きくて辛い
・これまでも仕事だけじゃなく学校や習い事、バイトなどでも、同じように理想と現実のギャップで嫌になったり、辞めてしまうことが多かった
・今もなんとかまだ辞めずに続けていて、また次の理想だなと思うとこがあるのだけど、「また同じようになってしまうのでは…」と、不安と、モヤモヤでいっぱい