仕事で集中できない7つの原因と解決策【キャリアカウンセラーが解説】

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集中できなくって困ってる人

なんだか仕事でいつも集中できない

仕事だし、集中しなきゃいけないのは頭ではわかってるのに、いざ「集中しよう!」となると続かない

仕事で集中できない原因を知って、集中できるようになりたい!

というあなたに向けて、

 

この記事では、仕事で集中できない7つの原因について、わかりやすく解説します。

この記事を書いている僕(@career_places)は、キャリアカウンセラーでして、もともと集中力が続かずに悩んでいました。

けれども、自分自身が仕事集中できない原因をつきとめて改善したことで、今では集中力をうまくコントロールできるようになり、結果的に収入もアップしました。

この記事を読むことで、あなたが仕事集中できない原因を見つけ、集中力の改善、お仕事の成果につながればと思います。

仕事で集中できない7つの原因

①スマホ

スマホは、令和において最も僕たちが仕事集中できない悪の根源と言っても過言ではありません。

なぜなら、スマホの通知ごとに、せっかくの集中モードを毎回毎回崩されてしまうからです。

思い返してみてもらえるとわかりやすいですが、スマホで通知が来たとたん、今までの集中はなくなり、

「誰からだろう?」

「何か緊急のことかな?」

「内容気になる」

みたいな心の声がざわつき始めませんか?

それが僕たちが集中できない原因を産んでいるんですね。

このような理由から、仕事集中する時は、スマホは通知オフしましょう。

また、通知オフにしていても、スマホが目に入るだけでも、人間の集中力は削がれるという研究もあります。

なので、PCの自分の後ろに隠すとか、別の部屋へ置いておくなどをしておくのがおすすめです。

参考:

スマホがあると退屈で集中力低下、海外の研究事例 | NATIONAL GEOGRAPHIC

②時間を決めないで、ダラダラやってる

基本的に、人は、期限やゴールを決めないと、延々とダラダラとやり続けるようにできているんですね。

そう、時間が無限大にあると思うとだらけてしまうんです、人は。

で、だらだら取り組むと、常に仕事集中できていない状態で、時間を使った割には結果に繋がらなかったり、かえって疲労だけは溜まってしまったりといいことなしなんですよね。

なので、追い込みすぎない程度に、自分自身で、例えば、

・ここから30分だけは集中して取り組む(その後美味しいもの食べるとかご褒美を作ってもいいし)

みたいに、まずは時間設定をして期限決めをするやり方から癖付けをしてみるといいと思います。

参考:

自分を操る超集中力 | メンタリストDaiGo

③睡眠の質・量が少ない

もうご存知かとは思いますが、睡眠不足が続くと、脳には、多大で多方面に悪影響が出ます。

その中でも、特に集中力や記憶力、判断能力を大きく低下させてしまうんですね。

理由は、詳しく書いていけばキリがありませんが、いたってシンプルで、睡眠不足で脳が疲れ切っていれば、脳の力を必要とする”集中”はできないからです。

例えるなら、車のガソリンがないのに、エンジンをかけたり、アクセルを踏み続けているイメージですかね。

そりゃ動きませんし、むしろ、故障の方向へ向かいます。

それと同じことが、睡眠不足状態なのに、集中しようとしているということです。

なので、とにかく睡眠第一優先で、生活習慣を組み立て直すことで、集中力の改善につながるかと思います。

参考:

Why You Should Choose Sleep Over Work

④酸素が足りてない

酸素不足も仕事集中できない原因となります。

なぜなら、酸素つまり、人間が動くためのエネルギーが不足していると、脳をはじめ、体が思うように働かなくなるからです。

人混みや満員電車、狭い部屋にずっといたりして、

・息苦しいな

・眠いな

・だるいな

と思った経験はありませんか?

まさにそれが酸素不足の状態で、体が正しく働いていない状態です。

反対に、緑が溢れている公園などにいくと、頭も体もスカッと軽くなった感じになりますよね。

それは、酸素が十分に供給されているからです。

なので、たまに外の空気を吸いに行ったり、部屋を変えるなどしてみるといいかと思います。

⑤マルチタスク

マルチタスクは、やってる感は出ますが、実は、ほぼ仕事に集中できていません。

なぜなら、マルチタスクは、すればするほど、集中力がそがれて、集中力も効率も下がるからです。

マルチタスクは、以下のように

・集中→集中を切る→集中→集中切る

を繰り返す行為です。

つまり、集中でもエネルギーを使い、集中を切るにもエネルギーを使って、どんどん自分の使える集中エネルギーを失ってしまうんです。

これも、研究で明らかになっているのですが、人には集中エネルギーゲージなるものがあって、これがなくなると、集中力は発揮できなくなります。

なので、そのゲージをいかに余計に減らさないかが、集中するためには不可欠なんですね。

このように、できるだけこの切り替えの頻度は下げて、仕事に取り組むのが重要になります。

具体的には、チェック関連や通知関連は、30分に1回だけの確認にするなどですね。

参考:

自分を操る超集中力 | メンタリストDaiGo

⑥栄養不足

栄養不足も、集中できない原因です。

集中をするために使う脳ですが、この脳が正しく働くためには、良質な栄養が必要になります。

反対に、栄養が不足していたり、質の悪い食事を摂っていると、正しく働くことができません。

例えば、ジャンクフードばかり食べていたり、偏った食生活ばかりだったりすれば、当たり前ですが、脳が働くための栄養が足りないのは想像がつきますよね。

なので、外食を減らして自炊して添加物の少ない食事にしたり、たんぱく質やビタミンを取るために、魚や野菜を中心とした食生活にするといいかと思います。

参考:

疲れの原因は、脳の栄養不足? | 大正製薬

⑦段取りなくやってる

段取りなくやってると、いちいち、段取りを組む度に集中がそがれるので、集中できなくなります。

いわば作業している時に、横の人に毎回

👤「ねぇねぇ、ねぇねぇ」

と話しかけられて中断されるの同じようなものです。

なので、事前にやるべきことを洗い出し、その後はそれを淡々とこなすだけにすると集中力を高められます。

理想は、前日に次の日のやることを洗い出して、当日はやるだけ状態にするのがいいです。

そうゆう意味では習慣化は最強なので、余裕ができてきたら習慣化に取り組んでみるのいいかと思います。


仕事に集中できないのには何かしらの原因があるので、原因を探りつつ、実践して改善していきましょう

ここまで紹介してきた仕事に集中できない原因と解決策ですが、これらは僕自身が実際に、集中できない原因の仮説を立てて、改善したものです。

これ以外にもたくさん試してきましたが、自分にとって、最もインパクトのあったのがこの7つでした。

何をお伝えしたいかというと、原因として仮説が立ったり、アイデアを見つけたら、できるものから即実行してみるのが重要であるということです。

何事もそうですが、人の数だけ原因も解決策もさまざまで、やはり最終的には自分で答えを見つけていかなければならないんですね。

なので、あくまでこの記事で紹介した方法もいち参考として、できそうなものは試していただき、自分に合うものはそのまま活用して、仕事の集中力改善に役立ててもらえればと思います。

あなたの毎日がよりよくなりますように。

すがしゅん
 メンタリストDaiGoさんの超集中力は、科学的な視点から、集中できない原因や具体的な集中力アップ方まで学べるので、よりわかりやすく深く取り組みたい方は、ぜひ一度読んでみることをおすすめします。