・ついご飯を食べたあとに食べたくなる甘〜いお菓子
・小腹が空いたら、パクっと食べてしまうお菓子
・ストレス発散に爆食いしてしまうお菓子
お菓子って、美味しいから、頭では、
「体に悪いんだろうなぁ〜」
と、ぼんやり気づきつつも、気づいたら口の中に入れていて、お菓子のとりこになってしまうんですよね。
僕も元々(実は今も)お菓子大好きっ子なので、とってもお気持ちもわかります。
ただし!
お菓子が体に悪いのは周知の事実でもありますし、都合よく目を背けずに、向き合った方が、長い人生の幸せで見たら、向き合った方がいいし、控えた方がいいです。
とはいえ、
「さすがにお菓子を0にはできないよ」
という方のために、お菓子の中でも特に体に悪い、つまり、せめてこれだけは避けた方がいい体に悪いお菓子3選について、わかりやすく解説します。
この記事を書いている僕(@career_places)は、食生活アドバイザーで、食を通して、心も体も健康で穏やかな暮らしを目指し、日々自ら学び、実践をしているので、その経験をもとにあなたのお力になれれば幸いです。
食べてはいけないお菓子ランキング3選
食べてはいけないお菓子ランキング1位:ポテトチップス
みんな大好き、ポテチですね。
最初の一口目を「パリッ!」と爽快な音を立て始めたら、最後、バグバグ食べ進めて、気づいたら、あれだけあったポテチの袋の中身は空っぽなんてことは少なくないですよね。
そんな、みんな大好きポテチ、はい、問答無用でむちゃくちゃ体に悪いです、むっちゃです。
どのくらい体に悪いかというと、お医者さんが悪魔の食べ物と呼ぶくらい悪いんですね。
なぜか?
わかりやすく言うと、以下の3つの点で、体に悪いからです。
・発がん性物質が含まれている(アクリルアミド)
・老化を促進する変質した脂
・過剰な塩分
3つ取り上げましたけど、一つ目の、「発がん性」が、他の2つが入ってこないくらい衝撃的ですよね。
僕もこの事実を初めて知り得たときには驚きましたし、
「こりゃ改善せなあかんな」
とならざるを得ませんでしたね。
それぞれ、少し深掘りしておきますね。
1、発がん性物質が含まれている(アクリルアミド)
ポテチには、アクリルアミドという成分が含まれていて、これは、AGEs(終末糖化産物)の一種で、じゃがいもを高温であげると多く作られてしまいます。(1位じゃがいも、2位小麦粉)
これが、人間のDNAを傷つけて、発がんをさせてくるわけです。
それでいて、国も、
「ポテチね〜、それ、発がん可能性はあるよ、」
としれっと言っているので、食べないに越したことはないですよね。
加えてゾッとするのは、この成分って、もともと工業用に広く使われていた物質だそうで、がんだけでなく、繁殖障害を起こすらしく、なおのこと、体の中には入れない方が良さそうです。
参考:
2、老化を促進する変質した脂
基本的には、ポテチを始め、100円代で食べられるお菓子って、なぜ安いのかって不思議に思いませんか?
そう、安すぎるのには理由があって、まず、使っている脂の質が悪い。
それでいて、いわゆる加熱された脂は時間が経てば経つほどに酸化し、さらに質が悪くなって、人間の体への悪影響を大きくします。
酸化って、いまいちピンっとこないかと思いますが、超わかりやすくすると、りんごを切ってそのまま放置していると、だんだんと色が変わっていって、しまいには真っ黒になって、食べられたものじゃないものになるイメージですかね。
この低質で、酸化した脂を長期的にとり続けると、具体的には、肝機能障害や肝硬変、動脈硬化などの原因となりうるようです。
このように、参考記事でも見られますが、お医者さんが、酸化した脂は毒ですよいうてるので、毒なんですね。
参考: 医療法人社団 満岡内科・循環器クリニック | 酸化した油は病気の原因になる?
3、過剰な脂質
おおよそ1日あたりに必要な脂質はおおよそ50〜60gと言われています。
しかし、ポテチを1袋食べると、23gの脂質を入れることになります。
つまり、ポテチを1袋食べるだけで、1日に取るおおよそ半分の脂質をとってしまうことになるんです。
「え、必要な脂質に貢献してるからええやん」
って、思われますよね。
けれども、そもそも、食の欧米化が進んできた日本人の食生活によって、おおよその人が、脂質を取りすぎな状態、つまり、脂質を減らした方が良いですよ状態なんです。
それなのに、ポテチで脂質量の過剰摂取に拍車をかけてしまっているわけなんですね。
この図の通りで、わりと、多くの人がそもそも脂質取りすぎ。
それでいて、飽和脂肪酸というポテチをはじめ、
・揚げ物
・焼き物
・ジャンクフード
に使われている油を偏って摂取している人が多いので、より問題になっているわけなんです。
参考
文部科学省 食品成分データベース | 食品成分 ポテトチップス
ここまで読んでいただき、ポテチは体に悪いぜってことを理解してもらえたかと思います。
とはいえ、
「体に悪いのはわかっていても、束の間の楽しみなんだよ。あの味を忘れられないんだよ」
ってこともありますよね、そのお気持ちすんごくわかります。
であれば、個人的におすすめな方法は、ポテチを食べる頻度を減らすであったり、せめて、質がマシなポテチを選んで食べるようにするのが良いのかなと思います。
ちなみに、この記事では、詳しく取り上げてませんが、スーパーなどで売っているポテチは、添加物付け付けでさらに体によろしくないです、悲しいかな。
例えば、ノーカラーズのポテチとかは、おすすめです。
このポテチであれば、使われているのが、ジャガイモ、塩、油だけなので、その観点では、もしどうしてもポテチを食べたい場合には良いかと思います。
食べてはいけないお菓子ランキング2位:ケーキ(菓子パン、ドーナツ、クッキーなども含む)
はい、続いては、これまたみんな大好きなケーキちゃん。
僕も、ケーキや甘いものは好物ですので、この記事を書いていて、胸がとっても痛いんですが、涙ちょちょぎれながらも、書いていきますね。
ケーキもポテチに続いて、体に悪い要素が多すぎなお菓子なんですね。
これまた、書ききれないくらい体に悪い要素があるので、3つに絞って紹介します。
1、トランス脂肪酸(ショートニング)
ケーキを始めとした、スーパーやコンビニで売られている菓子パンやクッキー、ドーナツなど、ショートニングでないものを探す方が難しいくらいに、あらゆるスイーツに使われています。
で、このトランス脂肪酸を持つショートニングは、悪玉コレステロールが増える、善玉コレステロールが減る、心筋梗塞の原因になる、不妊症の原因になると言われていて、病気の根源になりうるんですね。
あまりにも悪いものなので、
・食べるプラスチック
・ゴキブリも食べない油
・狂った油
とまで言われているほどです。
ちなみに、WHO(世界保健機関)も、トランス脂肪酸の摂取には、警笛を鳴らしていて、世界各国でも続々と、規制や禁止などの措置が取られるほどになっています。
それくらい、人間にとって、害悪なものということが見て取れますよね。
参考: 農林水産省 | 各国・地域における脂質・トランス脂肪酸の摂取量
2、多量の精製された砂糖
これは、もうそのまんまですが、ケーキはめちゃくちゃ多量の精製された砂糖が使われています。
ショートケーキ100gに、砂糖が、おおよそ28gです。
ちなみに、世界保健機構(WHO)によると、大人1日あたりの砂糖の摂取量は25gまでが望ましいと言うことなので、もうケーキを食べたらその時点でオーバー(oh..No..)。
それでなくても、気付かぬ食品にあらゆるものに砂糖が使われているので、ケーキを食べようものなら、砂糖の取りすぎになってしまうんですね。
これも当たり前ですが、砂糖を取りすぎると、以下のリスクがあるそうです。
「砂糖のとりすぎは体に悪いよね〜」
と漠然と捉えているよりも、このように具体的に、こうゆうリスクを孕んでいると言うことがわかった方が気が引き締まります。
・肥満
・糖尿病
・うつ病
・アルツハイマー
・動脈硬化
・腎臓病
・肝障害
・骨粗鬆症
・白髪
・肌のたるみ、しわ、くすみ
参考:新宿ストレスクリニック | 甘いもの好きな人必見!砂糖依存症について
やはり多くて、低質な脂質
脂質も多いんですね、ケーキ。
例えば、100gのショートケーキには、15gほどの脂質が含まれています。
先ほど同様、おおよそ1日あたりに必要な脂質はおおよそ50〜60g。
なので、ケーキを食べることで、必要な脂質の約25%を摂取するので、全体でオーバーしてしまう可能性が高いですね。
それでいて、ショートニングを始めとした体に悪い脂も多く使われているので、脂質の過剰摂取+低質な脂というダブルパンチです。
参考:
文部科学省 食品成分データベース | 食品成分 ショートケーキ
またまた、ここまで泣きながらケーキの実態について書いてきたわけですが、とはいえ、ケーキを0にするなんてできないよ!と言う声も聞こえてきます(というか自分が一番叫んでいるw)
なので、まぁ、例えば、何かの記念日や誕生日などは、特別の特別でOKみたいにするのが良いのかなと思います。
もちろん、理想は食べないことですけどね。
また、特別に食べるときにも、コンビニやスーパーの添加物付け付けのものではなく、少し値は張っても、なるべく余計なものを使っていない良いケーキを選ぶのが良いかと思います。
楽天市場とかだと、色々なお店で、無添加であったり、比較的、体に害が少なそうで、美味しいそうなものがたくさんあったので、そういったものを選ぶようにしてみると良いかもしれませんね。
試しにサクッと調べてみたら、これとか、むちゃくちゃ美味しいそうですよね。
食べてはいけないお菓子ランキング3位:甘いグミ、飴(ガムも含む)
グミって、小腹が空いた時や甘いものが欲しい時、スーパーやコンビニに置いてあると、つい手を出してしまいますよね。
僕自身も、グミも飴もガムも大好きっ子だったので、体に悪いお菓子として取り上げるのは辛いのですが、また涙ぐみつつ、書いていきます。
一言で言うと、グミや飴は、大量の砂糖と、大量の添加物をブレンドしたものを体に入れているようなものなので、体に悪いんですね。
詳しくは、下でそれぞれ見ていきます。
1、多量の砂糖が一気に吸収される
これも周知の事実かもしれませんが、グミも飴もほぼほぼ砂糖です。
グミであれば、ゼラチンの割合もありますけど、割合でいうと、砂糖の割合の方が多いというものがほとんどかと思いますね。
例えば、公式で出ている情報を見てみると、果汁グミでは、51gあたり、38.6gが炭水化物。
この内訳がわからないのもまた怖いですが、おそらく、砂糖を始めとした糖類で占められている可能性が高いです。
ちなみに、38.6gの砂糖というと、先ほども触れましたが、世界保健機構(WHO)によると、大人1日あたりの砂糖の摂取量は25gまでが望ましいと言うことなので、一袋食べた時点で
「はい、終了〜!」
ということになるわけですね。
それでいて、グミや飴は、単に砂糖が多いというだけでなく、一気に、砂糖が吸収されてしまうのが怖いところです。
これによって、血糖値の急上昇、急降下で糖尿病や動脈硬化を促進してしまいやすくなってしまいます。
参考:World Health Organization | WHO calls on countries to reduce sugars intake among adults and children
2、添加物のオンパレード
もう、「砂糖の塊」というパワーワードでお腹いっぱいというところに、拍車をかけるのが、添加物付け付けのオンパレードです。(キャー)
先ほどは、砂糖の塊と書きましたが、正確には、砂糖と添加物の塊でしたね。
具体的には、以下のような添加物が入っています。
・タール色素(赤色102号、青色1号など)
・アスパルテーム
・アセスルファムK(カリウム)
・スクラロース
・光沢剤
・カラギナン
・グアーガム
・ゲル化剤
なんじゃこりゃああ!…っていう言葉の羅列ですみません。
例えば、アスパルテームという物質は、
「脳腫瘍などの致命的な健康被害をもたらす危険性がある」
といった結論を出しているような研究も出ていたりします。(諸説あります)
他にも、一つ一つ深掘りしても良いんですが、長くなるので、簡潔にまとめると、
食品メーカーの人ですら、どうゆう風に作られて、どう悪いのか一つ一つ把握できないくらいたくさんの種類の体に悪影響を与える添加物が使われているということです。
もし、気になる方は、一つ一つググっていただくと、詳細を学べるので、興味のある方は、さらに理解を深めつつ、これらを控えるモチベーションにしてもらえたらと思います。
お菓子は基本的に体に悪いので、適度な距離感を持つべし
この通りで、ここまで読んできたいただいた方は、ざっくりとは、
「お菓子は体に悪いんだろうけど、まぁ、大したことはないんだろうなぁ〜」
から、
「え、お菓子怖っ!…なんか鳥肌立ってきた!…」
というところまで、体への悪影響を具体的に感じてもらえているかと思います。
その感覚、正常だと思います、僕もこれらの事実を知ったときに、同じように感じました。
なので、ぜひ、その感覚を大切にして、その感覚の食生活で、自分の体や心を大切にしてもらたらと思います。
食べたもので、人の体はできていて、その体で心もできています。
ぜひ、今一度、口に入れるもの、今回については、普段のお菓子習慣を見直すきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
とはいえ、お菓子を0にしろとも言いません。
むしろ、たまの贅沢に少し値段は張るけれど、体に極力悪くなくて、美味しいものをご褒美に食べるみたくすると、健康的かつ毎日がより豊かになるんじゃないかなぁと思います。
あなたの毎日がやさしくなりますように。