・仕事で成果を出すために、成長をしていくために頑張りすぎてなんだか疲れた…
・これ以上、仕事を頑張りすぎてしまうと、疲れ果てて心身ヤバいのは頭ではわかってる、けど、それでも頑張り続けてしまう…
・なんとか今の仕事を頑張りすぎている状態から抜け出したい、改善したい!
というあなたに向けて、
この記事では、仕事を頑張りすぎて疲れてしまう3つの原因と、解決策について、わかりやすく解説します。
この記事を書いている僕(@career_places)は、キャリアカウセラーで、僕自身、仕事を頑張りすぎて、心身疲れて、追い込まれていた時期がありました。
それでいて、周りにも、仕事を頑張りすぎてしまい、疲れ切ってしまい大変な思いをしている人がわりと多いので、相談や経験を元に、あなたの今が少しでも改善に向かえばと思い、この記事を書いています。
仕事を頑張りすぎて疲れてしまう3つの原因
1、漠然した「成長しなきゃ」という気持ちが強い
仕事を頑張りすぎて疲れてしまう人の特徴として、漠然とした
「成長しなきゃ!」
という気持ちが強いというのがあります。
良い意味で、成長意欲や上昇志向があるのですが、方向性が漠然としていると、自分に強くムチ打って、頑張り続けてしまいがちです。
それでいて、ゴールが不明確だと、一向にゴールに到達できないので、その辛い状態が延々に続き、心身を疲れ切らせてしまいます。
どこかのタイミングで気持ちが「ぷつんっ」と切れてしまったり、体が動かなくなってしまったりします。
2、趣味や楽しみなどの仕事以外にエネルギーを注げるものがない
仕事を頑張りすぎてしまう人の特徴として、趣味や好きなことなど、仕事以外に熱中したり、楽しんだりできるものがない人が多いです。
僕自身、過去、仕事で頑張りすぎて体調を崩した時を振り返ってみると、まさにこれでした。
仕事以外での趣味や楽しみがないので、休みの日もなんだか仕事のことばかり考えていて、結局休まらないんですよね。
もちろん、体を休めるために、ゆっくりすることも重要ですが、やはり、別に意識を持って行けたり、心の休養と言う意味でも、趣味や好きなことをする時間は重要だと思います。
3、完璧主義
仕事を頑張りすぎてしまう人の特徴として、完璧主義な人が多いです。
完璧主義は、良さ、強みである一方で、何をするにも、100%を目指すことで、心身を疲弊させてしまいやすい考え方であるとも言えます。(諸刃の剣)
仕事でも、100%を目指すので、仕事時間を他の人よりも費やすことで残業も増えます。
また、誰かに頼まれたことにも100%で応えるので、さらに、そこに時間もエネルギーも使ってしまいます。
それでいて、100点を目指すので、100点以外は全てマイナスの自己評価。
なので、それでなくても、負担が溜まっているのに、さらに精神的にも常に追い込まれている状態になってしまうんですね。
このように、完璧主義による心身への負担は大きく、余計に仕事で頑張りすぎて疲れてしまうんです。
仕事を頑張りすぎて疲れてしまう3つの解決策
1、仕事をする目的や意味、目標について、時間をつくって考えてみる
多くの方は、仕事を始められた当初は、目標や目的などを持っているかと思います。
しかし、日々の仕事に追われる続けることで、その目的を見失ってしまうことが多いです。
なので、改めて時間をつくって、お気に入りのカフェや音楽を聴きつつ、
・自分が今の仕事をする目的は何か?
・仕事に何を求めているのか?
・自分はどうしていきたいのか?
について、ノートや紙に書き出しつつ、整理してみるのがおすすめです。
仕事をする目的をある程度明確にしてあげることで、
・そもそも、そこまで仕事を頑張る必要がなかったり
・職場環境が要因で、仕事を頑張りすぎてしまっているなら環境を変えるであったり
・頑張るにしても、ここまでは頑張るなどのラインを引けるようになったり
と、自分に合った意思決定ができるようになるかと思います。
僕自身、改めて今の仕事をしている意味や何を目指しているのか、を明確化したことで、自分の体にムチを打ち続け、疲れてしまうような状態からは脱却することができました。
2、趣味や好きなこと、副業など、仕事以外に没頭できるものを探してみる
没頭できるものが仕事のみだと、どうしても休みの日まで仕事のことを考えてしまいますよね。
それでいて、平日も仕事が最優先事項になるので、仕事最優先で働きすぎてしまいます。
なので、仕事以外の時間での楽しみや趣味、副業など、なんでも良いので、プライベートで没頭できるものを見つけるのがおすすめです。
仕事以外の楽しい時間を持つことで、以下のようなメリットがあり、仕事の頑張りすぎ疲れを防げます。
・趣味や楽しみのために日々の仕事も乗り越えられる
・趣味や楽しみのために、なるべく残業しないようにという思考になる(「早く仕事終わらせて趣味に時間使いたい!」てきな)
・お休みの日は趣味や楽しいことに没頭できるので、仕事のことはすっかり忘れて頭も体もリフレッシュできる
3、脱完璧主義を進めつつ、やらないことを決めてみる
完璧主義が強いと、仕事を頑張りすぎて疲れてしまうので、
1、完璧主義をいかにして改善していくか
2、いかにしてうまく完璧主義と付き合っていくか
が重要になります。
最終的には、完璧主義を弱完璧主義くらいにまで持っていけるのが理想ですね。(長く染み付いている考えなので、100%脱完璧は難しいですが、弱完璧ならいけそう)
弱完璧主義になる方法、ポイント
完璧主義は、幼少期の環境や特性など、根が深く、長い年月をかけて形成されていることが多く、正直解決が難しい場合もあります。
しかし、気長に挑戦してみる価値はあると思います。(僕の場合は、現在進行中で脱完璧主義ですが、わりとうまい具合に行っています。)
下記のように、
「完璧でなくていいんだ」
というイメージを自分の中で作っていくと、徐々に完璧主義から脱していけます。
・完璧じゃなくても大丈夫である経験を増やす(あえて完璧じゃないチャレンジをしてみる)
・「なんとかなる」「まっいっか」と心で言うようにしてみる
・そもそも世の中は、未完成が普通ということを思って生活してみる
個人的には、
「なんとかなる」
「まっいっか」
を心の口癖にしてみるのが、すぐに始められるし、自分には合っていました。
この意識をするようにしてから、いい意味で肩の力が抜けて、仕事の頑張り過ぎから脱却できるようになりました。
「ウソぉん!?」
と思われるかもしれませんが、ぜひ騙されたと思って、本気でやってみてください。
良くも悪くも言葉や思い込みの力は、人を変えてくれます。
なので、ぜひ本気で、
「まっいっか」
「なんとかなるや」
を心の口癖にしてみてください。
おそらくですが、そもそもが真面目なあなたなので、
「まっいっか」
くらいで他の人と同じか、むしろ丁寧かと思いますので、そこは安心して
「まっいっか」
を意識してみてくださいね。
完璧主義とうまく付き合う方法、ポイント
こちらは、完璧主義を治すというよりも、完璧主義の特性を理解して、デメリットの部分が出ないように、うまく付き合う方法です。
下記のような感じで、完璧主義であるがゆえに、仕事を頑張りすぎてしまうのを防ぐ対策を討ってみましょう。
・やらないことを決める
・合格点を明確にしておく(何ができたら合格のように)
・勇気を持って目標を下げてみる
・視点を広げてみる(いい意味で色々な生き方や働き方、仕事をしているんだなぁ〜と)
・できたことリストをつけてみる
それぞれ無理のない範囲で試してみて、自分の中でしっくりくるもの、効果のあるものを継続してみてくださいね。
個人的にやってみて、難易度と効果を総合して、下記が合っていました。
・合格点を明確にしておく(何ができたら合格のように)
→ゴールや目的がない状態と完璧主義の組み合わせが一番厄介で、ドツボにハマります。なぜなら、延々に辿り着かないのに、延々に頑張り続けてしまうからです。
・勇気を持って目標を下げてみる
→意外や意外、目標を下げてみるのも効果的でした。なぜなら、目標を下げれば、完璧主義だとしても、早めの段階で達成ができる、達成が視野に入り、頑張りすぎを防げるからです。(目標を達成した以降については、+aをやるイメージになるので焦燥感なども軽減できます)
・できたことリストをつけてみる
→できたことリストもおすすめです。自分は何ができていて、どんなことが自分で積み重ねて行けたのか、を可視化することで、安心感が得られます。これにより、完璧主義だとどうしても、減点方式になってしまいますが、加点思考を刷り込んでいけます。
やり方に合う合わないはあると思うので、気乗りするものからいろいろと試してみて、合うものを続けてみてください。
最後に: 仕事を頑張りすぎて、疲れてしまったあなたは、まずはとにかく休養を優先に
ここまで、いろいろと書いてきましたが、まず一番最初にやるべきことは、自分に休養を与えてあげることです。
きっと、ここまで一生懸命に頑張り続けてきているかと思います。
自分で思っているよりも、心身は疲れ果てているはずです。
この疲れ切った状態では、倒れてしまいかねませんし、思考や行動を起こそうにも、エネルギー不足でうまくいくものもうまくいきません。
それでいて、何より、あなたの心身の健康が一番です。
なので、ぜひ勇気を持って休養(休日はもちろん、有休などもうまく活用してご自愛してくださいね)を。
その上で、ぜひこの記事で紹介した方法を実践したり、おすすめの本などを参考にしていただき、少しでも仕事を頑張りすぎて疲れてしまわぬようにしてもらえたら嬉しいです。
少しずつで良いんです、すこーしずつ。
仕事はあくまで幸せに暮らすための手段。
あなたの健康が幸せが最も重要です。
あなたの暮らしがやさしくなりますように。