というあなたに向けて、
この記事では、転職で失敗しないための10のコツについてお伝えします。
この記事を書いている僕(@career_places)は、キャリアカウンセラーとして、社会人〜学生のキャリアサポートを行っています。
キャリアサポートや自身の転職経験も踏まえた上で、転職時に失敗しないための10のコツをお伝えし、あなたの転職の不安や実際に転職活動行う中での失敗を防ぐのに役立てていただければ嬉しいです。
転職で失敗しない10のコツ【キャリアカウンセラーが解説】
成功には運要素が大きく関係していると言われていますが、失敗におおよそ共通する原因があります。
つまり、その原因を特定して、対策することで失敗を防ぐ確率を上げられるということですね。
転職失敗原因を知っておくことで、あなたの転職が少なくともマイナスにはなりづらくなるのかなと思うので、ぜひ一つの考え方として参考にしてもらえたらと思います。
①自分の市場価値を知り、市場価値を上げられる転職先を選ぶ
自分の市場価値を知りましょう。
そして、その市場価値を高められる所を選びましょう。
とはいえ、いきなり市場価値と言われてもと思うので、かんたんに説明すると、
✔ 技術資産
✔ 人的資産
✔ 業界の生産性
の3つの軸で判断できるいわゆる社会においての自分自身の人材の価値のことです。
それぞれ中身をざっくり説明すると、こんな感じです。
技術資産
➩職種や会社が変わっても使える能力で、営業やマーケティングなど
人的資産
➩あなたのために動いてくれるような人がいるかどうかの大きさ
業界の生産性
➩一人当たりの粗利で、給料の源泉
この通りで、これらの3つの観点で見たときに、転職をすることで、この市場価値が今より高められるのかを見るのが重要です。
反対に、ここで挙げたものと反対に転職活動を行うと、想像の通りですね。
技術資産、人的資産、生産性の高い業界、この3点を意識して、転職活動を行うことで、自然と活躍の幅も広がり、スキルも上がり、給料も上がるという良い循環を作れます。
②企業の働きやすさ、環境を見る
転職で失敗しないコツとして、転職する企業がどんな体質や文化を持ったところなのかを見るのは極めて重要です。
なぜなら、会社で働くということは、週5でその環境に身を置き、顔を合わせることになるから。
つまり、そこにいる空気感や価値観が合わなければ居心地も悪く、自分の力が最大限に発揮できなくなってしまうんです。
”人の悩みの全ては人間関係から”
と言われるくらい、人間関係における重要度は高いんですよね。
なので、転職活動時には、転職した後に、一緒に働くであろう人と話す機会を作ったり、見学をさせてもらい、職場の働きやすさを確認するのは大切です。
とはいえ、
👤「そんなにズカズカ入り込んでいって図々しくないかな?」
と思うかもしれません。
けれども、むしろそのくらい真剣な方が企業の方も気にかけてくれたりします。
だって、そこまで企業について真剣に向き合ってくれている姿勢が伝わるから。
それでいて、何より、
「人生を前進させるために、手段を選ばずにとことんやる」
くらいの方が後悔ないものにできるかとも思います。(ここに関しては、仕事に対する温度感の日中にはよりますが)
③転職後の企業での活躍可能性を見極める
転職で失敗しないコツとして、
「自分が入社後に、その企業で活躍していける状況が見えるか」
は重要です。
「自身が活躍していけるのか」
を見極める時のポイントは、転職や中途の人がその中で活躍機会があるかどうかですね。
なぜなら、企業によっては、新卒が優遇されて中途の人は活躍しづらい場合もあるからです。
そうするとせっかくレベルアップするために転職をしたのに、チャンスを得られる機会が相当に減ってしまいかねません。
なので、
「その企業の役員や人事に中途や転職の人の割合はどのくらいなのか」
を調べたり質問して、転職後にどうなれるかを事前に確認しておくといいです。
できるならば、中途入社して活躍している社員と面談の機会なども作ってもらえると、より入社後がイメージできるかと思います。
④業界のマーケットの伸びを知る
転職で失敗しないコツとして、転職先の業界のマーケットの伸びを知るのも重要です。
例えば、今、カメラ業界に行くとなったらどうでしょう?
もちろん、独自性や生産性の高い一部は、残るかもしれません。
けれども、業界全体としての伸びはなかなか見込めないのが現実かと思います。
なので、この業界に行ってもなかなか市場価値はあげられないことが分かります。(これはあくまで一例ですし、この業界を否定する目的は一切ありません。)
一方で、テクノロジー系の業界は市場が伸びていて、今後も伸びが予測されます。
つまり、先ほどにも挙げた自身の市場価値が上げられるんです。
⑤社内の信頼できる人以外には話さない
転職で失敗しないコツとして、基本的に、転職中には社内周りには言わないということです。
なぜなら、足を引っ張ってくる人が少なくともいる可能性が高いからです。
例えば、実際に関わりのあった方から聞いた話だけでも、一人の同僚や上司にポロっと転職話をしただけで、
・悪い噂を広められたり
・いじめられてしまったり
・転職活動を邪魔されたり
ということもあるみたいなんですね。
そう、転職を口外することは、あまりいいことはないです。(転職や一人一人のキャリアを応援してくれる企業文化のところを除く)
⑥余計な見栄やプライドは捨てる
転職で失敗しないコツとして、余計な見栄やプライド、偏った考え方を持たないことが極めて重要です。
なぜなら、せっかく掴めるはずだったチャンスを掴めなくなるから。
・大企業から中小・ベンチャーへの転職だなんて
・やってることは楽しそうだし、活躍できそうだけど、無名だしなぁ
みたいな考え方は捨てましょう。
むしろ、ベンチャーや中小で個人の専門性やスキルの高い人の方が活躍していけますし、未来の市場価値も高められます。
例えば、
・IT系では独立できている人が多かったり
・創業初期メンバーで入って役員になったり、経営に関わる業務に携われたり
などなど、中小・ベンチャーだからこその価値も大いにあるんですよね。
なので、余計なプライドや偏見を取り払うことで、自己バリューアップを図りましょう。
⑦転職エージェントに言われるがままではなく、自らで決めていく姿勢で
転職で失敗しないコツとして、転職エージェントの言われるがままでなく、自分自身で決めていく姿勢が極めて重要です。
別記事でも書いたことがあるんですが、転職エージェントはビジネスモデル上、早く転職者を転職させたいところもあり、バンバン転職先を提案してきます。(ところが多い)
つまり、転職エージェント事情に、飲み込まれては、あなたの転職活動は、ひどいことになってしまいます。(全ての転職エージェントがそうとは限りませんが)
冷静に今考えれば、当たり前のことですが、早く決めることじゃなくて、あなたのキャリアをアップするために転職するんですよね、ここを定期的に思いだすようにしてくださいね。
とはいえ、転職エージェントは、情報量や人脈を多く持っているところもあるので、そのようなエージェントはとてもあなたの転職活動を後押ししてくれるのも事実です。
なので、エージェントの言葉は、鵜呑みにはせず、こちらもどっしりと構えて、活用させていただく形で転職エージェントを活用しましょう。
その中でも、転職者にとことん向き合ってくれるゲキサポは自信を持っておすすめできます。なので、本気で悩んでいらっしゃるのであれば、無料キャリア面談をしてもらえるみたいなので、一度問い合わせてみるといいかもしれません。
⑧口コミを必ず確認する
転職で失敗しないコツとして、口コミを活用することです。
なぜなら、口コミをみることで、企業の姿をよく見ることができるから。
口コミが、何よりも一番信用があるんです。
食べログをイメージしてもらうとわかりやすいです。
あれって、わりとストレートに思ったことを書いてくれているので、いい意味で良い部分、悪い部分が見える化できるんですね。
結局、そこにいる人が本音で書いたものが、ある意味真実なので、口コミを見ておくことで、その企業への転職後が想像しやすいです。
そんな会社の口コミサイトですが、おすすめはキャリコネです。
ぜひ、こうゆう有用なものを活用しつつ、ミスマッチを事前に防ぎましょう。
僕自身も転職時に活用して、よかったので興味があれば転職の一つの武器として使ってみてもらえたらと思います。
⑨自分の興味関心、価値観が満たされるかを見極める
転職で失敗しないコツとして、自分の興味関心、価値観が満たされるかどうかを見極めることはとても大切です。
なぜなら、目先を追うと、いろんな意味で損をする可能性があるからです。
例えば、3年間給料がよくても、衰退産業で、4年後からは年収上がらないorダウン、最悪の場合は業界がないとかというふうになることもあります。
他であれば、給料は良いけど、やっていることが価値観と正反対で心が荒んだり、苦手な分野だったため、そこかた年収アップが見込めなかったりなどです。
そう、目先の給料やお金に目がくらむと、転職を失敗してしまいかねないんですね。
目先のお金じゃなくて、あなたの興味関心、価値観が満たされるものを選びましょう。
それによって、単純に楽しく働けるだけでなく、あなたの自己バリューも高められます。
好きはものの上手なれ
という言葉のように、好きはあなたを強くします。
なので、伸びる業界の中で、自分の興味関心、価値観が満たされる場所を見つけるのが得策です。
⑩転職手段は複数持つ
転職で失敗しないコツとして、転職のルートを複数持つことです。
転職となると、多くの方が、転職エージェントだけに頼りがちです。
けれども、転職をするルートって、ほかにも方法はあります。
それでいて、複数の転職ルートを持っておくことで偏った情報や業界などになりにくく、あなたにとっての最適解が選びやすくなります。
転職ルートとして、例えば、
・転職エージェント
・転職サイト
・人づての紹介
・SNS(TwitterやFacebook)
・マッチングサービス
などなど、パッと思いつくだけでもこのくらいあります。
このように、転職のアプローチ方法を複数持って、繋がれる人や企業の幅を持ちましょう。
一個に絞ってしまうとどうしても情報などにも偏りが出てきてしまうので。
転職で失敗しないもっとも重要な根幹は、「最後は自分で決めること、腹をくくること」
ここまで10個の転職で失敗しないコツをお伝えしましたが、それらの実践していく上でも、もっとも大切なのは、「最後は自分で決めること」です。
転職という人生の大きな選択で、どうするかの最終判断を決めるのは自分です。
なぜなら、自分の人生で、自分のことを一番わかっていて、自分の人生に責任を持てるのは自分以外誰一人いないからです。
なので、自分の人生を自分の手で、自分で意思で切り開きましょう。(もちろんサポートは得つつ)
この意志を持って、キャリアを歩んでいければ、基本的に後悔なく前を向き続けて歩いていけるので、結果的に成功に近づいていけると思います。
今は便利で情報やサービスは出回っているので、それらを活用しつつ、最後は自ら
「これだ!」
と心から思える選択をしていっていただけたらと思います。
以上が転職で失敗しない10のコツでした。
転職で失敗しないか不安じゃない人はいない。その不安を万全な準備に変えればきっと前向きな転職になるはず
転職に限ったことではありませんが、経験したことのないことや、
「絶対」
ということが保証されていないことをするのはとても不安ですよね。
それは多くの転職者や就活生が同じような気持ちを抱えているかと思います。
実際、僕も転職経験があるので、気持ちがとてもよくわかります。
けれども、この不安をただ不安で終わらせずに、むしろ不安を味方に、失敗しないために万全の状態と覚悟を持っていけば、きっと人生は切り開けると思うんです。
きっとあなたも切り開けるはずです。
あなたの転職活動が前向きに進みますように。
近々、転職を考えている
けれでも、転職で失敗した時のリスクが怖くて動き出せずにいる
転職で失敗しないためのコツを知って、現状を改善させたい