やりたくないことリストの2つのメリットとポイント【キャリアカウンセラーが解説】

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・暮らしの中で、日々生きにくさを感じている

やりたくないことばかりやっている気がする

・やりたいことは特にないけれど、やりたくないことをやるのはすごいストレスで嫌

というあなたに向けて、

この記事では、やりたくないことリストの2つのメリットとポイントについて書きます。

この記事を書いている僕(@career_places)は、キャリアカウンセラーとして相談をしつつ、自身の暮らしをやさしくするべく日々を生きています。

僕自身、大きな夢というよりかは、どちらかというと、嫌とか、ストレスを減らすことで、幸せを感じられるタイプで、そのすべを常に模索、実践しています。

なので、この考え方や、ちょびっとでも興味を持たれた方は、この先も読んでもらえたらプラスをお届けできるかもしれません。

やりたくないことリストとは?

まずそもそも、

👤「やりたくないことリストってなんやねん!」

という人のために、かんたんに説明しておきますね。

まぁ、書いて字のごとくなんですが、人生において、

やりたくないこと

・嫌なこと

・排除したいこと

・避けたいこと

をひたすらに書き出したリストです。

これによって、自分のストレスとなるものを避けたり、残ったものから自分の大切にするものが発見できます。

人生の満足度や納得度を上げることを目指せます。

よくやりたいことリスト100みたいのは、本なども出るほど出回っていますが、その逆について知るのがやりたくないことリストです。

個人的には、もちろんやりたいことリストも良いとは思います。

けれども、その前にやりたくないことリスト、つまりマイナスであるものをゼロにしてあげる方が早いんじゃないかなと思うんです。

それでいて、マイナスを解消した状態からの方が、その先のやりたいに気を向かわせる余裕ができるんじゃないかなと確信しています。

すがしゅん
イメージでいうと、海底からは陸の森林や空が見えないけれど、海面に上がってやれば、その陸や空、地上の世界が見渡せるようになるみたいな感じですかね〜。

やりたくないことリストがおすすめの人

👤「え、やりたくないことリストよりも、やりたいことリストの方がよくない?」

👤「だって、即自分のしたいややりたいが見えるんだし。」

と思われると思うんですが、まぁ、そうゆう人もいますし、それでこと足りる方はいいかと思います。

というか、多分そうゆう方は、この記事をここまで読んでない可能性が高いんですけどね。

が、ここまで読んでくれているあなたは、

👤「やりたいことがそもそも見えてこないよ〜」とか

👤「やりたいより、やりたくないをまずは減らしたい」とか

👤「わりかし周りに影響されてコロコロ変わっちゃう」とか

っていう人もいるかと思うんですね。(これ、全部、過去現在の僕なんですけどね)

すがしゅん
なので、上の1個でも当てはまるなら、やりたくないことリストを作ることを強くおすすめします。

 

やりたくないことリストを作る2つ理由、メリット

1、やりたいことは周りに影響を受けるけど、やりたくないは変わらないものだから、一度把握しておくと長く人生を生きやすくするのに役立てる

やりたいことって、正直自分の体験してきたことや知っている情報、周りの環境によって、変わりやすいものも少なくないんですよね。

例えば、僕は今でこそ、

”キャリアカウンセラー”

”ブログ”

”食、健康”

”Web製作”

ということに関連する活動を選んでいますが、大学2年生の頃までは選択肢にすら入っていませんでした、全てが。

むしろ、

”教師になりたい”

とも思っていて、今では1ミリもその気持ちがないんですよね。

なぜなら、様々な経験や知識をもとにした選択肢を見た上で、自分の大切なものが充たせるものを選んでいるから。

それでいて、今後、例えば、10年後は全く想像もしていないお仕事をしている可能性も十二分にあります。

このように、やりたいこと(手段の部分)は、わりかし頻繁に変わっていくものです。

一方で、やりたくないことは、わりかし、本能的なもので、変わらないものが多かったりもします。

例えば、

・知らない人が大勢いるところにいたくない

・常に追い立てられている雰囲気の中で仕事をしたくない

とか。

多分、これって、10年後も変わっていない可能性が高そうですよね。

それでいて、これらって、おおよそ性格や性質からくるものなので、ここを一度把握してあげるだけで、長持ちするんですよね、効果が。

なので、この自分の”やりたくないを自身で理解して、先回りして回避する行動や仕事選びなどをしてやれると、生きやすくなるのが想像できますよね。

改めて、やりたくないことリストを作るメリットの1つ目は、やりたくないは変わらないものだから、一度把握しておくと長く人生を生きやすくするのに役立てられるからです。

2、やりたくないを突き詰めて残ったものが結果的にやりたいことになるから

やりたいことや、自分の好きなことを考え続けても、それが見えてこないという人も少なくないんですよね。

👤「別にやりたいことなんて特にない。」

みたいな。

こうゆう場合は、上とかぶる部分もありますが、いわゆる”引き算で考える”いう発想で、やりたくないことリストを有効に使えます。

・これは嫌だ

・これは譲れない

・こうゆうことをしたくない

を洗い出していって、残ったものが、おそらく自分が大切にしたいものだったりします。(実感値)

例えば、

「人混み嫌だ。満員電車嫌だ。スーツ嫌だ。」

→①在宅でできるお仕事・②第一次産業(農家や漁師など)

「PCなどのデスクワーク嫌だ。一人でいる時間が嫌だ。」

→①接客系のお仕事・②イベント製作

というような感じですかね。

ここで取り上げたのは、あくまでわかりやすく、かなりハショってますが、イメージとして上のような感じで、やりたくない」を引き算して残ったものが適性だったりすることも少なくないですね。

なので、やりたくないことリストを作るメリットの2つ目は、やりたくないを突き詰めて残ったものが結果的にやりたいことになるからです。

すがしゅん
ただ、実際にどんな感じか見てみないとピンッと来ないかと思うので、実際に僕のやりたくないことリストを一部シェアしますね。

やりたくないことリスト30を実際に作ってみた

・自然のないところで暮らす(自然のないところ無理!)

・強いプレッシャーを受け続けること

・人混みの多いところ

・いっぺんに多くの人へ対応すること

・満員電車

・引き込もれなくなること

・日曜日に休めないこと

・仕事で不健康になること

・自分の大好きな人や大切な人を守れないこと

・人を傷つけたり困らせるような嘘をつくこと

・睡眠時間を削ること

・人を半ば騙して、自分らの利益を優先すること

・大好きな人との時間をおざなりにすること

・自分のやりたいと思っていることを諦めること

・傲慢になること

・他人と比べて落ち込むこと

・尊重しあえない人と関わること

・自己犠牲すること

・気持ちを伝えずにいること

・自分がやりがいを持てないと思う仕事を続けること

・時間や物の無駄遣い

・人の考えや価値観を否定すること

・口だけの人になること

・素直じゃないこと

・経済的な余裕を持てていないこと

・何か一つのことだけに依存すること

・関わった人を悲しませること

・価値観の合わない人と仕事する(尊重しあえれば良い)

・惰性の飲み会

・心の余裕を持てていないこと

・挑戦しないこと

・弱みや苦手で戦うこと

 

すがしゅん

前半戦の部分が、いわゆる働き方や仕事の選択のヒントになりそうなものです。

中盤部分からは、自分の大切にしたいものなどが見えてくるかと思います、僕の。

こんな感じで、やりたくないことリストで、仕事観、過ごしたいライフスタイルが、引き算方式で丸わかりになっちゃうんです。

 

やりたくないことリストを作る方法、ポイント

やりたくないことリストは、上のような感じで書いていくんですが、ポイントがあるので、最後に補足を。

それは、

・わりかしブラックなこととか、「人様にはちょっと言いづらいな」と思うことも、自分が本当にやりたくない、嫌いだということなら、それもしっかり書き出すこと

むしろ、そうゆうところが一番大切なんですよね、だって、あなたが強くそう思うことだから。

僕はこのブログで一部さらしてますが、あなたが自分でやる際には、人様に見せることもないかと思います。

なので、ぜひ、ダーティーにブラックにありのままに、わがままに、嫌なこと、やりたくないことを書き出しちゃいましょう。

書くだけなら、タダですからね(笑)

すがしゅん
ぜひぜひ、やりたくないことリストで、自分の嫌を洗い出して、生きやすく暮らすための糧にしてみてくださいね。

きっとあなたの人生がよりよくなりますように。